図1　デジタルグリッドコンソーシアムの中心メンバー
左から日本NIのマンディップ・コラーナ��、オリックスの小原真�k��、東�j(lu┛)阿�靂�也��、NEC國�_��光��

デジタルグリッドは、比較的小さな地域（セルと�}び、最小は家庭、小さなビルやマンション、�j(lu┛)きな共同ビル、町内会、��、町など）同士をつなぎ、できるだけお互いにセル内で電��の��給を��うが、時にはセル間でのやり�Dりも可�Δ砲垢�(参考�@料1)。この�T果、����や原子��、水��のような��来の発電所からの�U統電��に影�xを及ぼさないようにして、発電所の負荷を��らそうとするもの。このセルをスマートグリッドあるいはマイクログリッドと�}んでもよいが、「��来のスマートグリッドは電��量を�Rっているだけで、セルにIPアドレスを��けていない」とこのコンソーシアムの提案�vである東�B�j(lu┛)学�j(lu┛)学院工学�U研�|科��任教�bの阿�靂�也��はスマートグリッドとを区別している。

��来の電����は、最も�j(lu┛)きなピーク容量をベースにして料金を��めており、消�J�vが50Aや60Aという最�j(lu┛)電��(電流)に見合った料金を��払うが、実際に使う電流は平均5A��度だという。日本ではピークに合わせて�埔蠅僻�電所を作り、停電を防いでいるが、その発電所の�n働率はピーク時しか動かさないため極めて小さい。いわばピーク時のために高い料金を消�J�vが��払っていることになる。新�\術は、できるだけ平均的な電��を使うことで、��要家(消�J�v)にとって電��料金の値下げにつながることが期待される。

図2　デジタルグリッドの仕組み

言わばスマートグリッド����を�U御し�U統とのインターフェースの役割を担う「デジタルルータ」を設けたものがセルともいえる。阿����は、デジタルグリッドのアイデアを確認するため、�盜颪慮��|開発組合であるEPRI（Electric Power Research Institute）ともディスカッションを�_ねてきた。今�v、EPRIのメンバーをアドバイザリボードとし、設立時の社�^には阿����を代表理��として、福井�j(lu┛)学��教�bの田�K久�d��、キュマル・パシフィック・アライアンスのマネージングディレクタであるデービッド・マクルキン��の2�@が加わる。理��には東�B�j(lu┛)学、NEC、IHSアイサプライジャパン、�噞�\術総合研�|所、テスト�\術研�|所のベテランが加わっている。

コンソーシアムを設立した�`的は、��(j┤ng)来の�W定した電����を構築することであり、そのために基��(chu┐ng)�U統にかかる負荷を��らし、しかも環境調和型の社会に合うような電����を作ろうというもの。変動の�j(lu┛)きなソーラーや風��などの再�擴��Ε┘優襯�ーを�j(lu┛)量に導入しても電����に負担をあまり与えず、�W定した電��を供給できるようにする。このためには電��を�Q�鼎任�るパワーバッテリや、パワールーターやコントローラを導入することで電��潮流を�O在に�U御できる仕組みを構築する。

このコンソーシアム会�^間の研�|や協��によって、デジタルグリッドルータやデジタルグリッドコントローラの中核�\術と、サービスプロバイダのサーバー�\術を確立する。さらに、デジタルグリッド�\術のインターフェースや共通仕様を会�^外にもオープンし、デファクト化し�Y��化を図る。

デジタルグリッド�\術の検討を共同で行う企業として、NECと日本ナショナルインスツルメンツ（NI）、オリックスが参加を表��しているが、この他にも3社が加わっている。電��会社や通信キャリヤ、ハウジング企業だが、まだ�@�iは�o開できない。阿����は日本中の電��会社10社に加わってほしいと述べている。

図3　開発��画

開発��画では、1��(gu┤)プログラムとしてルータの開発、2��(gu┤)プログラムとして電���U御システムの開発を始めていく。3�Q後には10万kW、5�Q後に70万kWの電��融通サービスを�`指し、�Y��化を世�cに認証させる��画だ。

日本発の��格を世�c�Y��にするためには�L外企業をはじめから巻き込んでおく��要がある。今�vの試みは、日本をベースにして�L外企業も�Y��化作業に加わらせて議�bしていくという点でも�垉遒卜磴�ない。

参考�@料
1. 見えてきたデジタルグリッドの��念、新しい����システムへの提案も (2010/06/04)