図1に��すように、昔のタンスのようなコンピュータが、今は小さくなり、それ以�屬諒�雑さを�eったコンピュータができた。コンピューティング環境は、半導��の進化と共に変化しており、半導���\術により、コンピュータは身の�vりの����に�mめ込まれた。ただ、単に小さく変化しただけではなくビジネスモデルも変化してきた。

　コンピュータはボードにICを載せた機械である。また、設��ではICの�屬望茲訐濕�ブロックをIPとして載せた。つまり、ボード＋チップと同じように、IPをシリコンに載せた。このIPをライセンスしているのがARMだ。��に、ARMはマイクロプロセッサのIPをライセンスしている。

　図2に��すように、微細化及び高集積化が進み、半導��のビジネスモデルが変化して来ている。集積化が進むと半導��は��雑になり、投�@も�jきくなる。��雑さから、中の設��も�}分け開発するようになり、分業というモデルができた。ファブレスもファンダリも分業の�kつであるが、IPも実はその1つの分業の形��である。これは半導��の世�cに限らず、TVもエレクトロニクスの分野においても、成�^すればするほど分業化が進む。この現��は�cけられず、例外なく半導��もこのように進んできた。

　半導��を開発する場合(図3)、�\術や差異化やノウハウはあるのか？ソフトウエアをどうするのか？�O分で開発するのか、外から�Aうのか？保守はどうするのか？SoCを開発する時にもIPを�Aうのか、作るのか？これらの���Iに��られる。この時に、��んだ�\術が��来に渡って価値を�eち��けるのかどうかを見極めることが�_要だ。

　表1に半導��ＩPの�x場を��す。2006�QのARMの売り�屬欧�4億4000万ドルで、業�cシェアが33%であった。IP�x場は����でもたった13億ドルの�x場であるにもかかわらず�R�`されている。これは、金�Yは小さいが、業�cの��来に渡っても影�x��があり、��にソフトウエアの�@�僦値への影�xが�jきいためである。

　ARMは、マイクロプロセッサの設��情報をIP化する会社である。1993�Qに初めて収益が出たのであるが、それから15�Q後の2007�Qまでの����で、100億個のARMコア搭載チップが出荷された。世�c人口66億を��したことになる。これを秒�]に換�Qすると、毎秒95個のARMのCPUコアが出荷されていることになる。今�Q2008�Qの終わりには、毎秒105個のARMが出荷される予定である。

　2010�Qには、�Q間45億個の出荷を見込んでいる（図4）。2007�Qは、29億個、現在までの����で100億個であるということから、200億個になるには3�Qは要しない。����では、携帯電�B向けが最も�Hく����出荷量の2/3を��める。それ以外には、デジカメ、ゲーム等にも搭載されている。iPodやiPhoneには5個くらい搭載されている。これらを考慮するとARMは、�k人当たり数個使っていることになる。今後は、携帯電�B以外はマイコンに入り、2010�Qには10倍の出荷量を予�[している。

　日本の半導��会社にもライセンスしているが、日本では�Jに3億6,000万個出荷した。����としては、携帯、デジタルTV，デジカメ、ゲームなどのコンシューマや、それ以外では、ストレージ、プリンタ等がある。

　では、なぜARMを使うのか？図5に��すように、携帯電�Bでのソフトウエアの複雑化が�\し、この10�Q間でソフトウエアは9,500倍�\えた。デジタルTVでは900倍、�Zは100倍になった。このまま、ますますソフトウエアが�\加するとどうなるのか？ソフトウエアの流��性が今後最も�_要になる。携帯電�BやPCの世�cでもソフトウエアの再�W��性が�_要になり、それができるのがARMである。ARMは、長期に渡り�W心して使えるプラットフォームである。ARMの考え�気�、いかにソフトウエアを作らないで新����を開発するかという「作らない�\術」である。

　ARMは、1990�Qにイギリスのケンブリッジに設立した。IPライセンスモデルで半導���噞に参入した。実はこの当時、半導��IPのビジネスモデルが成功するということを�Wいて、戦�S的に参入した�lではなかった。わずか12人でマイクロプロセッサの世�cにIPを売り込むためには、たくさんのお金が��要だった。さらに、�@金がなく設��はできないが、どうやってビジネスにするかを考え、�T局今のモデルしかできなかったために、IPライセンスモデルになった。現在、204社の半導��会社がライセンスを�pけており、主に携帯機�_に使って貰っている。ARM�\術の鍵は、「低消�J電��」と「IPモデル」である。

　1990�Qの当時、複雑ではない命令セットを�eったRISCアーキテクチャがあり、�盜颪離泪ぅ�ロプロセッサは、高�]化を�`指していた。つまりその当時、�Sが性�Δ慮��屬鰆`指していたが、ARMは、電��を食わないことを�`指した。そして、携帯電�B�x場が始まって、低消�J電��が日の�`を見た。ARMは、運が良かったし、実は成功は、�I��であったともいえる。

　ARMは、デザインルールに依�Tしないことを基本とし、充実した開発環境を��いてのインプリメンテーションは�O�yで、RTLの形式で出している。ARMのビジネスにおいて最も�_要なのは、サードパーティである。現在のARMのビジネスは、パートナー（サードパーテ��）が居ることで�jきなビジネスになっている。つまり、ARMの戦�Sとは、お客様および幅広いコミュニティとのパートナーシップを築き、最終����の開発をより効率的に行うことである。

　現在パートナーは、200社のシリコンベンダーを含む、CADベンダー、OSベンダー合��で400社以�屬謀个辰討い�。これらパートナーのビジネスの合��は、ARM売り�屬欧量�100倍で3兆��にのぼり、その内500億��がARMの売り�屬欧砲覆�。�T局、ARMが�jきな�x場を形成していることになる。