リニアテクノロジーは高性�κ�野に�R��し、コモディティ����もセカンドソース����も作らないことが他社との�jきな違いとなっている��「リニアの����を使う顧客は差別化できる����を�eっていることになる」（マイヤー��）。

リニアテクノロジーCEOのローサー・マイヤー��

リニアが�R��する�x場は、主として工業��と通信インフラ、�O動�Z。��に今�Qに入って、�O動�Z分野での売り�屬音\が著しい��「4�Qほど�iは�O動�Zの売り�屬家耄┐�4〜5%しかなかったが、2010�Q度��1四半期(2009�Q9月��)は13％になり今後20%を�`指している」(マイヤー��)としている。基本的に�c�旱x場からは����し、今は�噞��にシフトしているが、それは2005�Qころから始まった。

�c�擇�ら�噞��へのシフトが�j成功
リニアが�噞��へのシフトを�]ち出した戦�Sの要はコモディティからの脱却だ。2000�QのITバブルの後、順調に成長したのはデジタルコンシューマや携帯電�B向けのICだった。しかし、2005�Qごろからこれらの����はコモディティになり、価格��争に陥った。そこで����分野、会社、セールス���Uを見直した�T果、�噞��へのシフトを�咾瓩襪海箸鬲�めた。

2005�Q度に28%あった携帯電�Bとコンシューマ��のICは2009�Q度には13.9%、2010�Q度は8.9%以下を�`指しているという。

��業見直しの最中の2006〜2007�Qは�jきく成長しなかったが、2008�Qになって�x場環境はあまり良くなかったのにもかかわらず、2008�Q度(6月に終了)は9%成長した。2009�Q度はこの6月に終わり会���Q度通期で18%��と沈んだが、その後は�v復基調にある。9月��の2010�Q度��1四半期は���i期比14%�\の2億3610万ドルの売り�屬欧箸覆辰拭�ただし、���i�Q同期比ではまだ24%��である。それでも���i期比18%�\の6070万ドルの純�W益を�屬欧討い�。

日本�x場に関してもV�C�v復を推進している。2009�Q��1四半期に�垉邵嚢發稜笋��屬欧鮹�成し、世�c不況の影�xで2009�Q��3四半期（09�Q3月期）に�fに沈んだが、V�C�v復を成し�~げ2010�Q��2四半期（09�Q12月期）は�p�R�Yからみて�垉邵嚢發砲覆蠅修Δ世箸靴討い襦�これは�O動�Zと工業��が�Pびたからだとマイヤー��は言う。

日本�x場では2009�Q度終了時点で�O動�Z分野は売り�屬我���の24%だったが、09�Qの9月期だけでみると40%にも�Pびた。�O動�Z分野の中でも、電気�O動�Z（EV）のリチウムイオン・バッテリスタック��コントローラLTC6802シリーズが売れた。今�Qの�i半、日本の半導���j�}は�O動�Z��半導��の売り行きがピタッと�Vまったと言われていたことと�款氾�だ。実は、�O動�Z��半導��でも��来のガソリンエンジン�Zの�x場は動かなかったようだ。国内半導���j�}がガソリンエンジン��のクルマを�{いかけていた。

同社はこれからも�噞へのシフトを�k層�咾瓩�。����分野別では、電源関係やLEDドライバなどを含むパワーマネジメントが60%、データコンバータやインターフェースなどのミクストシグナルが20%、アンプやRFなど信�ｽ萢�が20%。�噞��にはもっと��を入れ、陳�慍修垢襪茲Δ�����は�eちたくないとしている。

ユニークなダイバンク
もう�kつ、はっきりした戦�Sは、�貭湘�合の�咾澆��擇�していること。設��から���]、アセンブリテストまでリニアが��てをまかない、そのためのファブを�eっている。�盜馥�2カ所あるウェーハプロセスから、マレーシアのアセンブリ、シンガポールのテストとロジスティクスのハブまで、すべて社内で��っている。アセンブリにおいてもサブコントラクタを使わないため、さまざまなパッケージの要求があればいつでも作ることができるのも�咾澆箸覆辰討い�。��に、納期の点で極めて�~�Wだという。どの����分野でもリードタイムが最�jでも4週間しかない。顧客からチップの要求を�pけ�Dってから出荷するまでの期間が2〜4週間であり、高性�Ε▲淵蹈阿諒�野ではほぼ6〜30週間のリードタイムが�k般的だ（あるディストリビュータの�@料）。

リードタイムを�]縮するため、同社はダイバンクと�}ばれるシステムを構築した。これは、ウェーハを�攵�したのちテストずみウェーハをダイバンクと�}ぶ社内の保管場所に半�Q��度キープしておく。顧客からその����がほしいという要求があれば、チップをアセンブリし再度テストし出荷する。しかも、工業��でさまざまな顧客を�Qえているため、ウェーハをダイバンクに預けているリスクは低い。加えて工業������のライフは長い。「もし、アセンブリをアウトソーシングしていると、顧客からの要求に�瓦靴徳瓩�応えることはできない。アセンブリのサブコントラクタ企業は景気�v復時にどこもフル�攵�に�{われるため、納期が��れてしまう。わが社のダイバンクだと�t座に�官�できる」と同社日本法人の望月靖志��はいう。

日本法人社長の望月靖志��

SiPとしてのμModuleに�R��
今後��を入れる����分野には6つある。ブロードバンド通信のインフラ、LEDおよび�]晶バックライト��LEDドライバ、�O動�Z��高性�Ε▲淵蹈�、ハイブリッドカー��パワーマネジメント、広い�J囲の工業��、そしてμModuleだ。通信インフラはこれからもイノベーションが求められる。LEDはクルマのヘッドライト/テールライトなどにも使われる。�O動�Z��では�W��・��適・GPS・エンターテインメントなどを�`的としてアナログICが�Hく使われる。��に最�Z、ハイブリッドカーではニッケル水素からリチウムイオンへ�々圓垢觧�の�Mしい問��があり、それを解��するのがリニアが�eつリチウムイオン・バッテリスタック��コントローラLTC6802シリーズだ。

μModuleは�jきなファミリーとなっており、毎�Q拡�jを��け、売り�屬欧惑棔垢濃\えているという。これは、2006�Qに発売され、数個のシリコンチップと10〜30個のコンデンサや�B�^、インダクタ、トランスなどを１パッケージに集積したSiP（システムインパッケージ）である。これまでに25�|類以�屬�����ファミリーに成長してきた。アナログのノウハウがない中小企業の顧客からみると、ICのように使え、かつシステムを小型にできるというメリットがある。プリント�v路基��を1個のICにしたようなSiPであるため基���C積が80%、すなわち1/5に小さくなった例があるという。半導��メーカーがプリント基��の設��も�}�Xけるようなもので、顧客からみると�k�|のソリューションビジネスといえる。

省エネ、��低消�J電��の極限ともいえるエネルギーハーベスティング����も発売した。2009�Q12月1日にリリースしたLTC3108は0.02Vすなわち20mVという低い電圧を3.3Vあるいは5Vに��圧できるパワーマネジメントICである。エネルギーハーベスティングは�O���cのわずかなエネルギーを�W��する�\術で、振動から電気を作るピエゾ圧電素子や、�O���cの電�SからのRFエネルギー、�a度差から電圧を発�擇垢襯撻襯船Я濃劼覆頻a度差を�W��するデバイスから電源電圧を作り出す。�O���cのエネルギーを�W��すれば電池を��き換えることができる。今後、エネルギーハーベスティング����をもっと拡�jしていく予定である。

顧客の�mから経営トップが戦�Sを判��
�c�擇�ら工業��へと舵を切ることを��めるのはやはり経営陣のトップマネージメント。かつてはカメラや携帯電�Bが成長したが、コモディティ化した時にもはやICには価値がなくなったと判��した。それは顧客にとっての価値が下がることを�T味した。コモディティ化すると価格��争に変わる。リニアの��長である高性������がコモディティになったと顧客が気づけばリニアは�妓�転換するわけだ。リニアの経営陣は柔軟に�妓�を見ることができるから転換できるとマイヤー��は述べる。

ある�T味で常に顧客とともに動いているともいえる。判��の基��は常にバリューであり、����、納期、信頼性、性�Δ覆匹離丱螢紂爾�バリューではなくなると、価格��争が始まるという。デジタルコンシューマ����がかつては半導��のドライバであったが、デジタルコンシューマにバリューがなくなったと判��したため、�c�擇�ら工業��へとシフトすることを��めたとマイヤー��は言う。

リニアは常に半歩先を行くことを心がけていると望月��は言う。�c�旱x場はコモディティ化するのが早いため、工業向けの中で新しいセグメントを探していく。�O動�Z分野でさえも、カーナビなどのエンターテインメントやアフターマーケットには参入しないという。いずれ価格��争に変わると思うからだ。

リニアのデザインエンジニアが世�c中に出張し、顧客のエンジニアと�B合い顧客のニーズを�瑤�、さらに��来のニーズも聞く。��に、デザインエンジニアの�`�Yは、2〜3�Q先のニーズを捉えることであり、そのニーズに基づいて次の����を開発していくとしている。