図1　CSIRO 最高責任�vのLarry Marshall�F士

オーストラリアのCSIRO（シーサイロと発音）は、最初のRD20から参加してきた（参考�@料1~6）。当時の�W倍��相がホストとして、ソサイエティ5.0というビジョンについて述べ、気�t変動とエネルギーの問��について科学で�k緒に解��していこうと提案されたことは�j変すばらしかった、とMarshall�F士は言う。また、RD20に参加してみて情�Xを感じ、�Hくの国の研�|リーダーたちが関わってきたワーキンググループやアドバイザリボードにも参加してきたという。

日本とオーストラリアとの関わりを��かす

CSIROはRD20において、オーストラリアのミッションと戦�Sを訴求してきた。例えばCO2排出に�瓦靴董⊃總任両W��を日本と共に始め、その�攵掚の向�屬簍∩��\術などを検討してきた。また、毎�Qこのテーマについての進捗を報告してきた。オーストラリアは�Z�Q、�Jばつや森林���u、洪水など�j��模な気�t変動にさらされてきた。日本でも同様の洪水にさらされているが、2021�Qノーベル�駘�学賞を�p賞した真鍋�g�r�F士は、コンピュータシミュレーションによって、CO2の排出により�a暖化が進み気�t変動が��しくなることを予言した。

�|�Δ任浪奮悗敗uられた成果を商��化し、社会や経済的にも恩�Lをもたらせた。例えば、スマートグリッドやソーラーシステム、EV��のストレージや充電、ソーラーや風��発電などの再�擴��Ε┘優襯�ーとそのストレージなどはその例だ。また、日本の企業とも提携し、環境�敢�を行ってきた。日�|はさらにもっと共同で価値を高め、�k緒にイノベーションを進めていこう、とMarshall�F士は言う。

これまでは、���Eと行���Cからも気�t変動や新エネルギー源への�官�や、世�c��模のパンデミックなどが混じり合った時期だった。RD20では、世�c中からみんなが集まって�k緒に共同プログラムを実現させたことに�T味がある。しかも�{い研�|�vから���Eのリーダーまでが集まって、いわばダイバーシティを実感した。オーストラリアはインドと長�Qパートナーシップを組んできて、さらにそれを��長し、脱カーボンや、エネルギー金�錙▲哀蝓璽���鉄、循環経済などについて�Dり組むようになった。これを日本が仲介してくれた。

オーストラリア���~の問��もある

CSIROはデジタルのデータサイエンスからロボティクス、���]業、��業、食��、ヘルスケア、エネルギー、水などの�x場にも�Dり組んでおり、日本とも例えば食べ�颪鬟戞璽垢砲靴拭▲�ンや糖尿��の予防に向けて�j�}企業と�k緒に�D組んでいる。工業でも日本の�j�}と共に、金�錣篋猯舛亡悗垢觚��|や、再�擴��Ε┘優襯�ー、水素、ゼロカーボンに向けたシステム�U御�\術にも�Dり組んでいる。

もうひとつの課��は、オーストラリアの�a室効果ガス総排出量の 10% �Zくを��める牛や羊などの家畜からのメタン排出量を削��することだ。これを解��するため、�L藻ベースの食��添加�颪�開発され、牛のゲップによるメタン排出が��少した。 この考え�気蓮∫L苔がダイエット食��として優れているということを基にしている。

加えて、発�擇靴織�スをどう捕�佑珪W��するかというCCU（Carbon Capture and Utilization）問��もある。ソリューションとして、�kつは捕まえて地中に�mめる（�Qめる）という�桔，任△襦�もう�kつは、CO2を別の����に変換して�W��する�桔，任△襦Ｎ磴┐仗���や飲料�噞では直接CO2を�W��しているし、間接的には肥料の原料となる尿素の���]でも�W��される。

また、��鉄業では石炭を�\やして�┣重瓦��恩気垢襪箸いΣ蹴愴娠�を�W��してきたが、ここに水素を使って�恩気垢襪箸いΕ廛蹈札垢鮖箸┐佝娠��a度を150℃��度に下げることができる。石炭などの化石�噞は、オーストラリアの��3の�噞だから、挑戦的な試みであるが、「グリーン��鉄」を国家プロジェクトとして進めている。

今�QのRD20でのトピックス

今�QのRD20 では、送電��でのエネルギー管理の導入、水素のバリューチェーン、CCUによる�噞�cでの脱炭素、社会的な風��やソーラーなどの再�擴��Ε┘優襯�ー、水素とアンモニア（NH3）との変換�\術、などのトピックスがある。水素を高圧で�Q�鼎靴同身造垢訃}はあるが�e険を伴うため、アンモニアに変換すればよりリスクが少なく�W��に運搬できる。

電気そのものはバッテリに�Qめられるが、バッテリはエネルギーをストア（充電）するのに時間がかかる。�k�機⊃總任��Q�鼎任�る�屐�電気に変換することも�]い。オーストラリアでは���]業の2/3はガスや化学エネルギーを使う。水素は�W��しやすい化学エネルギーといえる。

今�QのRD20は、エネルギー変換を科学と�\術の両�Cからサポートすることを訴える。CSIROは��国に広がるさまざまな組�Eがある。「科学と�\術を惹��し、デジタル�\術を使って排出を��らしていく。このために日本企業と商業化に関して協業したい。そしてクリーンエネルギーの�jきなビジネス分野を�k緒に見つけたい」とMarshall�F士は述べている。

日本とのコラボにも訴求

かつて、日���O動�ZとEVおよび充電システムで共同開発したことがある。ここでは実際に����を開発し、ソーラーパネルによって発電した電��を蓄電池に�Qめるというシステムを構築した。その後、RD20につながり、��水素のエネルギーを使うシステムとサプライチェーンの開発で日本の�j企業とも協業した。また、材料科学でも日本の�j�}と共同研�|し、エネルギー転換材料を開発した。

バッテリ開発では日本企業と�k緒にリチウムイオン電池の開発にも携わった。リチウム�@源はオーストラリアでは�l富にあり、共同開発は�jいにその価値を高めた。アノードに使うリチウムに加え、金�^もオーストラリアにはある。金を抽出するプロセスは、�o外国では�~毒なシアン化合�颪鮖箸辰討い觸蠅��Hいが、CSIROではその�~害な化学����を使わずに金を�@��できるようにした。つまり、サステイナブルな環境を作ることと、価値を創出すること、がCSIROの��長といえる。�^�颪��l富なオーストラリアと���]業が�咾て�本がコラボすることで、これから�Hくのイノベーションを�擇爐海箸砲弔覆�るだろうとMarshall�F士は期待している。

参考�@料
1. 「今�QのRD20、『国際連携の����的テーマを��めたい』」、セミコンポータル (2022/06/24)
2. 「RD20：会議から�k歩進んでイニシアティブへ〜経済�噞省」、セミコンポータル (2022/08/24)
3. 「RD20：水素の影�xを共通�h価、国際協��へのカギとなる〜仏CEA-Liten」、セミコンポータル (2022/08/30)
4. 「RD20：バイオ�\料、バイオ水素で環境�官�していくインド〜TERI」、セミコンポータル (2022/09/09)
5. 「RD20：水素推進のための���U作りとLCA分析が�_要〜Fraunhofer ISE、セミコンポータル (2022/9/15)
6. 「RD20：運営と脱炭素研�|を�}�Xける〜ゼロエミッション国際共同研�|センター」、セミコンポータル (2022/10/03)