�~機ELの��徴は、圧倒的に薄く、美しいことにある。�~機ELは、�邵��ξ�の点で�]晶デイスプレイを凌��する。また、照��の世�cをも�k変し、�Lより薄い電子ペーパーを実現できる可��性を秘めている。

経済�噞省の予�Rによれば、2010�Qには、�~機ELが中小型テレビ、PC��デイスプレイ、携帯電�B、PDA、デジカメ��デイスプレイ、および�Z載��パネルに使��され、その��模が�]晶パネルの�x場��模4.4兆��に匹�發垢襦��R3）。照��や電子ペーパー等広�J囲への応��も含めると、�噞へのインパクトは極めて�jきい。沈�]している日本エレクトロニクス�噞の��爆剤に成りえる可��性を�夏麒�に秘めているといえる。

�O���cでは、“ホタルの光”が�~機ELの光として�瑤蕕譴討い�。しかし、�k般的に�~機�颪論箟���であり、人為的に“ホタルの光”を作り出すのは困�Mと思われていた。ところが、1987�Qに、イーストマン・コダック社のC.W.TANG等が、真空�^��した�~機薄膜を積層することにより、通電し発光することを発見した（�R4）。

ただ、C.W.TANGの作成した�~機ELは、��命が極めて�]かった。そのため、コダック社内では相�}にされなかった。ところが、�Hくの日�U企業がこの�b文に�`をつけた。����的には、パイオニア、NEC、TDK、スタンレー電気、および東��などの電機メーカー、��菱化学および出光興��などの化学メーカーなどである。

C.W.TANGの�b文発表以�T、日�U企業が�~機ELの�\術開発を、圧倒的にリードしてきた。�~機ELは、日�U企業の独�T場になるかと思われていた。ところが、ここ数�Q、�f国および��湾企業が、�~機ELに、ヒト、モノ、カネを怒涛の勢いで投入し始めた。その�T果、�~機ELも、「このまま行けば、半導��や�]晶の二の舞になる」との指�~がある（�R5）。すなわち、�\術は日�U企業が立ち�屬欧燭�、�W益は�f国および��湾企業に�Hめ�Dられてしまう�e険性が�jきいとのことである。

そこで、����の��点から、企業ごとの�\術��を鳥瞰してみよう。それを基に、世�c初の�~機ELテレビを発売したソニー、31型の�~機ELテレビを開発したサムスンSDI、��に、�{随する日�Uエレクトロニクスメーカーの実��を�h価してみたい。　

1991�Q1月から2005�Q12月における、�~機EL関係の日本����出願�P数の推�，髻⊃�1に��す。�~機EL����は、1990�Q代後半から出願数が�\�jし、2002�Q以�Tは����で2000�Pを��え、��に�\�jしていることがわかる。

2002�Qから2005�Qまでの直�Z4�Q間に��点を絞ると、図2に��すように、セイコーエプソンが1195�Pを出願しており、他社を圧倒している。以下、2位・��洋電機(363�P)、3位・サムスンSDI(354�P)、4位・ソニー(329�P)、5位・コニカミノルタ(325�P)、6位富士�^真フイルム(317�P)、7位・�j日本印刷(276�P)、8位・半導��エネルギー研�|所(243�P)、9位・キヤノン（232�P）、10位・東��パイオニア(198�P)が出願�P数ベスト10である。

これらの“����の�咾機匹�、IPB社（�R6）のパテントスコア法を��いて、数値化してみた（�R7）。その�T果を図3と図4に��す��図3と図4の横軸および�e軸は、それぞれ、�Q企業の����出願数およびパテントスコア（すなわち“����の�咾機鼻砲鮨�す。

図3から、セイコーエプソンが����出願数でも、パテントスコアでも突出していることが分かる��図4から、パテントスコア（すなわち“����の�咾機鼻砲離薀鵐�ングでは、2位・サムスンSDI、3位・半導��エネルギー研�|所、4位・��洋電機、5位・富士�^真フイルム、６位・キヤノン、７位・イーストマン・コダックの順となっている。フィリップスが、出願�P数が64�Pと少ないにも関わらずパテントスコアは高く、8位に入っている。これらの企業の����は“�咾ぁ鼻�

�k��、図4中���Cで��した企業は、出願�P数が�Hい割には、パテントスコアが低い。すなわち����が�咾�ない。����的には、ソニー、コニカミノルタ、�j日本印刷、東��松下ディスプレイテクノロジー、オプトレックス、シャープ、��版印刷などである。

図5は、�~機ELデイスプレイにとって最も�_要な開発課��の�kつ、�~機EL素子材料に絞って、�Q企業の����出願数およびパテントスコア（すなわち“����の�咾機鼻砲鮨�したものである。�~機EL素子材料の����で最高�u点を�耀uしたのはサムスンSDIであった。以下、2位・富士�^真フイルム、3位・キヤノン、4位・��井化学、5位・��洋電機、…の順である。�k��、コニカミノルタ、�j日本印刷、東洋インキ���]、ソニー、富士ゼロックスなどは、“�咾�����”が出願されていない。

サムスンSDIは、パテントスコア総合で2位、�~機EL材料のパテントスコアでトップであり、��にサムスン電子との総合��を考えれば、日本にとって脅威であるといえる。また、�~機ELの最も基礎的な�\術開発に�R��しているサムスンSDIの戦�Sは、これまでの半導��や�]晶とは異��である。筆�vには、半導��や�]晶の時以�屬�、サムスングループの�T在が恐ろしいと思われる。

逆に、世�c初の�~機ELテレビを発売したソニーは、����出願数こそ4位と健�hしているものの、パテントスコア（“����の�咾機鼻砲任�12位に低迷している。�~機EL材料においても、出願数の割りにパテントスコアが高くない。ソニーの�\術の空��化が指�~されているが（�R8）、�~機ELにおいても、その懸念は払拭できない。

����出願数と、パテントスコアによる“����の�咾機匹��h価から、�~機ELも「半導��や�]晶の二の舞になる」可��性が高いと言わざるを�uない。もちろん、����だけで��ての�M負がつくわけではない。�~機ELの戦いは、始まったばかりだ。����出願数とパテントスコアで突出しているセイコーエプソンをはじめ、日�Uエレクトロニクスメーカーの今後の奮�hに期待したい。何しろ、�~機ELは、圧倒的に薄く、美しい。�~機ELを使って文章と図を�Wけば、筆�vの記��も見栄えが良くなり、きっと、原�M料も�屬�るに違いない(�R9）。

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�R1：�~機EL最新記���k覧http://www.itmedia.co.jp/news/kw/organicelectroluminescence.html

�R2：NIKKEI NET　http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D270DG%2027122007

�R3：経済�噞省�\術調�h室「�\術調�hレポート『光の�B��−デイスプレイ�x場の今後について−』」2002�Q8月5日、http://www.oitda.or.jp/main/hw/hw01302-j.html

�R4：C.W.Tang, S.A.VanSlyke, "Organic electroluminescent diodes," .Appl. Phys. Lett., Vol.51（12）（1987） pp.913-915

�R5：城戸淳二著『�~機ELのすべて』日本実業出版社による。

�R6：株式会社アイ・ピー・ビー（IPB）。2001�Q5月1日設立。代表�D締役社長は�\�儻F昭��。��的財�堍の価値�h価を��業の柱にすえている。ホームページ：http://www.ipnext.jp/index.php

�R7：�\����の著書『実�z ��的財�撐�S経営−��業・R&D・��財の��位�k��を実現するMOTの真髄−』（日経BP社）によれば、1）経�埔霾鵑亡陲鼎��h価、2）��細書中の����を��徴づける数値パラメータに基づく�h価、3）類��抽出母集団の��性分析やキーワード分析�}法を��いた�h価の��つの�h価を組み合わせることにより、�kつ�kつの����のスコアリングを行う。�峙�で�Q出したスコアを基に、データベースの������を母集団として、偏差値を割り出す。これをパテントスコアと�}ぶ。このパテントスコアが、“����の�咾機匹鯢修校愃Yに相当する。

�R8：例えば、宮崎�}磨(2006)『�\術空��−VAIO開発現場で見たソニーの凋落−』（光文社）など。

�R9：本�Mの��なる詳細は、IPB社のホームページ（http://www.ipnext.jp/index.php）を参照ください。または、　IPB社へ直接お問い合わせください（E-mail: info@ipb.co.jp）